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 学習 

勉強は最高のエンターテイメント

 

 できなかったことができるようになる喜び。わからなかったことがわかるうれしさ。知らなかったことを知る楽しさ…。「学ぶって楽しい」。子ども達がそんなふうに思ってくれることこそが我々の一番の願いです。

「学び方」を学ぶ
 読み・書き・計算など基礎基本のトレーニングはもちろん大事。しかし、予測不可能なこれからの時代を生きる子ども達にとって最も必要なのは「目の前の困りごとを解決する力」や「これまでになかった新しいものを創り出す力」だと言われます。思いもかけないことが起こっても、何とか前向きに考え、行動を起こして立ち向かっていく。そんなたくましい大人になるには、先ずは「学び方」を学ぶことが大切なのかも知れません。

 「学び方」は、一般的に次のようなルーティーンです。これを身に着けておけば、子どもたちが大人になって、仕事や生活の場面で様々な課題を解決しなければならない時に、きっと役に立つに違いありません。

1,課題を見つける
2,様々な情報を集める
【インプット】
3,必要な情報を取捨選択する【処理】
4,情報を組み合わせる【処理】
5,手順を入れ替える【処理】
6,新しい考え方や方法(アイディア)を見つけ出す【処理】
7,書いてまとめる【アウトプット】
8,人に話す、議論する【アウトプット】

アウトプットの大切さ

 たくさんの情報をインプットし、それを処理して考え、アウトプットする。この一連の学び方の手順の中で、学んだことを頭に定着させるのに最も効果があるのは、「アウトプット」だと言われています。「わかったことを自分の言葉でノートにまとめる」「わかったことを人に向かって話す」「誰かに向かってプレゼンする」「課題について議論する」。これらを学習場面にたくさん取り入れることで、理解したことがよりしっかりと頭に定着するのだそうです。
 本校でも普段の授業の中で「わかったことを友だちに説明しなさい。」「今日の学習でわかったことを百文字以内で書きましょう。」 というようなアウトプットの場面をできるだけ多く取り入れています。

 実はこのアウトプットは家庭学習でもできます。

  1,自主学習ノートに「めあて」と「ふり返り」を書く。
  2,プリントなどの宿題をし終わったら、わかったことをおうちの人に話す。

 些細なことですが、どちらも立派なアウトプットです。今日からぜひお試し下さい。

ハテナノートのすすめ
 「学び方」を学ぶのに大変おすすめなのが、ハテナノート。自主学習として本校では時々宿題に出されています。
 本校がお勧めするこのハテナノートとは「空はなぜ青いのかな?」「犬はお互いに会話ができるのかな?」「宇宙のはてはどうなってるのかな?」といった自分で思いついた子どもらしい疑問をノートに書いて、本やPC、お家の人のスマホやタブレットで調べて、必要な情報を選び、図やグラフを読み解いてそれらを書き写し、わかったことを自分の言葉で見開き1ページにまとめるノートです。

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