7月7日(木)、
今年度のフローティングスクールも1日の航海となり、
少しでもびわ湖に関する理解と関心を高めようと、
フローティングスクール職員の方に来ていただいて、
出前授業でフローティングの事後学習をしていただきました。
最初は、「びわ湖の深呼吸が起こる仕組みを知ろう」です。
「びわ湖の深呼吸」とは、
酸素を多く含んだ表層の水と低層の水が混ざり合い、
湖底まで酸素が行き渡る自然現象のことで、
湖底生物の生息に欠かせない自然現象です。
次に「びわ湖の汚れた水をもとにもどすには何年かかるか」です。
琵琶湖は半世紀ぐらい前に「富栄養化」により赤潮が発生しました。
富栄養化とは、海・湖沼・河川などの水に含まれる栄養分が、
本来の状態よりも増え過ぎてしまうことです。 琵琶湖は本来の自然環境が崩れてしまった危機的状況になり、
水をきれいしなければならなくなりました。
ちなみにきれいな川の水が流れ込んだとして、
琵琶湖の水がきれいになるには約20年かかるそうです。
どちらもモデル実験装置でびわ湖に見立てた水槽と色水を使って、
シュミレーションを見せていただきました。
子どもたちは色水の様子を真剣に見つめ、
びわ湖で起きている現象について理解を深めることができました。
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